第13回 十勝24時間レース =AUTOBACSファンファンデー= 第13回 十勝24時間レース =AUTOBACSファンファンデー= 第13回 十勝24時間レース =AUTOBACSファンファンデー=
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"クラス区分"とは?
スーパー耐久シリーズには多種多彩な車種が参戦していることは、「スーパー耐久シリーズとは?」の項で説明した通り。
 
この車種をエンジン排気量や駆動方式などに基づいて分類しているのが「クラス区分」。
2006年は5つのクラスに分けられている。

レースは総合順位で競われると同時に、クラス毎の順位でも競われる。どちらかと言えば参戦している側にとってはクラス順位の方が重要と言えるだろう。
なぜなら、クラス順位に応じて表彰が行なわれ、シリーズポイントが付与されるから。このポイントの年間累積が最も多いチームがシリーズチャンピオンとなるのだが、スーパー耐久ではクラス毎にポイントを付与するので1年に5組のシリーズチャンピオンが誕生する。

単純に見ればSTクラス1〜4については数字が小さい順に速い、ということになりそうなもの。
しかしそこは耐久レース、しかも24時間ともなればクラスを超えた展開も充分にあり得る話。
実際、1998年の十勝24時間ではスカイラインGT-Rやランサーなどがトラブルなどで後退するのを尻目に、なんとシビックがスーパー耐久クラスのトップでチェッカーを受けているのだ。
= スーパー耐久シリーズのクラス区分 =
※ご紹介する中で、十勝24時間に参加しないクラス/車両が生じる場合もあります※
 ■STクラス1 [排気量3500cc以上]
スーパー耐久シリーズのトップクラス。
過去、日産スカイラインGT-Rの全盛期が長く続いたが、2003年から参戦が認められたポルシェが現在は主流となっている。
しかし、昨年から日産フェアレディZがSTクラス1仕様で特認を受けて、ポルシェワンメイクの状態は解消された。また、2006年は新たにシボレーコルベットも参戦。
まだ戦闘力的にはポルシェが有利であるが、昨年の24時間では深夜に総合トップを走ったフェアレディZ、果して一年でどこまで熟成が進んだか注目である。
 ポルシェ911 GT3
やはり順当に考えて総合上位争いの主役になると予想されるポルシェ。リアエンジン車ゆえに燃料タンクはフロントにあり、ピットイン時の給油作業では給油マンがボンネットに乗る独特の作業シーンを見ることが出来る。
 日産フェアレディZ
STクラス1のフェアレディZも2年目のシーズンを迎えた。昨年の十勝では深夜にトップを快走しただけに、その後のトラブルが残念だった。あれから一年。マシンの熟成具合によっては、新たな伝説が十勝で生まれるかも・・・。
 シボレーコルベットC6
2006年から参戦を開始したのは、アメリカのスポーツカー・コルベット。開幕戦ではマシンの準備が整っていなかったこともあり残念ながら成績は残せず。この先、どのようにマシンを仕あげてくるかも注目のポイント。
 ■STクラス2 [排気量2001cc〜3500ccの4輪駆動車]
「WRC代理戦争」とも表現されるSTクラス2は、スバルインプレッサと三菱ランサーが一騎討ちを繰り広げている。上位チームは時にSTクラス1勢をも従えて走る速さを身につけており、4輪駆動ということもあって天候によってはSTクラス2のチームが総合優勝を勝ち取る可能性もある。
また、今年はマシンだけでなく、ドライバーの面でも「WRC代理戦争」が実現しそうな気配で、こちらも楽しみである。
 スバルインプレッサ
2004年、2005年と十勝24時間二連勝中のマシンがスバルインプレッサ。燃費の良さは十勝で圧倒的なアドバンテージとなり、今年も強さを見せると思われる。また、P-WRCでお馴染みの新井敏弘選手の参戦も話題である。
 三菱ランサー・エボリューション
十勝では2年に渡って優勝はおろか準優勝にも手が届いていないランサー勢。しかし2006年は昨年から特認されている18インチタイヤに加え、強化ハブの使用も認められて耐久性の向上を図った。'03年以来の優勝に期待!
 三菱ランサー・エボリューション・ワゴン
3月の公開テストで姿を見せたエボ・ワゴン。東京オートサロンでのデモカーは、遂にレーシングマシンへと進化、十勝24時間でデビューを飾る。しかもドライバーの一人はラリースト・奴田原文雄選手となれば注目度は満点!
 ■STクラス3 [排気量2001cc〜3500ccの2輪駆動車]
スーパー耐久で最も車種バラエティに富んでいるのがSTクラス3。
2輪駆動限定ということで、2ドアスポーツカーがエントリーしているクラス。その顔ぶれも様々でFR最新スポーツのフェアレディZ、国産最高峰ミッドシップスポーツ・NSX、独創のロータリーエンジン搭載車・RX-7、そして世界中のツーリングカーレースで活躍するBMWと、車種同士の個性がぶつかり合う戦いが見る者を魅了する。
まずはお気に入りの1台を選んで応援することからSTクラス3の観戦をはじめよう。
 日産フェアレディZ
近年のSTクラス3で強さを見せているのがフェアレディZ。2004年、2005年と連覇を達成、3連覇なるか注目が集まっている。十勝24時間も2年連続で優勝しているだけに、今年も優勝候補の最右翼であることは間違いない。
 ホンダNSX
残念ながら市販車の生産は終了してしまったが、今でも国産スポーツカーの頂点に君臨し続けているNSX。十勝はクラス1時代の2001年に3位、クラス3に移って2003〜2005年も3位獲得。更なる表彰台の高い位置が期待される。
 マツダRX-7
ロータリーパワーは未だ健在。長丁場の十勝では燃費面のハンディからピット回数が多くなってしまうものの、2002年や2004年には準優勝を飾っている。強敵フェアレディZを相手に2001年以来となる優勝を勝ち取れるか!?
 BMW M3
「振り向けばM3」。そんな形容詞が似合う戦いぶりを見せるのがBMW M3だ。一発の速さでは決して飛び抜けていないものの、淡々と順調なレースラップを重ねていくことで順位を上げていくM3。E46型での十勝初制覇に期待!
 ■STクラス4 [排気量2000cc以下]
ホンダインテグラが主流のSTクラス4。どうしても上位クラスに注目が集まりがちだが、このクラスは決して見落としてはいけない。
なぜなら熟成の進んでいるインテグラ、24時間レースともなるとトラブルを起こした上位クラスのマシンを尻目に快調にラップを重ね、終盤には総合でも上位に顔を出してくる可能性もあるからだ。
ほぼワンメイク状態ということで、インテグラチーム同士の戦略やドライバースキルの違いを検証してみるのも面白い。
 ホンダインテグラ
この夏で生産を終えるインテグラ。思えばDC5型のレースデビューは2001年の十勝、堂々の1-2フィニッシュだった。
生産最終年の夏、有終の美を飾る好レースを見せてくれることを期待したい一台だ。
 マツダRX-8
RX-7とは趣を変え、新時代の4ドアスペシャリティカーとして誕生したRX-8。RX-7ほどのピュアスポーツではないが、心臓部にはロータリーがおさめられている。2006年久しぶりにクラス4に復帰して、注目を集めている。
 ■STクラスSports [排気量2000cc以下の2座席車両]
2006年から、それまでのグループNプラス、STクラス5に代わって設けられたSTクラススポーツ。
その名の通り「スポーツカー」、その象徴的な存在とも言える2シーター車両を対象にしたクラス。排気量は2,000cc以下となっているので、比較的身近なスポーツカーたちの所属するクラスになる。
 ホンダS2000
2座席特認車両ということで、クラスを転々とさせられてきたS2000。ようやく落ち着きどころが見つかった2006年だが、開幕戦は参加無しという状況になってしまった。第2戦では2台がエントリー、十勝にもその姿を見せてほしいところだ。
 
= 十勝24時間レース・オリジナルクラス =
 ■プロダクションクラス
十勝24時間レースでは、スーパー耐久車両のほかにもGT車両なども参戦できる。
また、このレース独自のクラスとして「プロダクションクラス」が設けられており、アマチュアレーサーが気軽に参戦できるように広く門戸を開けている。
さらに今年からはプロダクションクラスが細分化され、新たにハイブリッドカーのクラスが設けられた。今や単なる「エコ・カー」の枠を超え、動力性能的にも高いレベルに達しているハイブリッドカーは多い。過去、ル・マン24時間レースが自動車の耐久テスト的な要素を含んでいたのと同様に、十勝24時間を舞台にハイブリッドカーが更なる進化を遂げていくことになるかもしれない。
 [Production-1]
「プロダクション-1」クラスは、ハイブリッドカー&エコカーのクラス。
ハイブリッド車、もしくはガソリン以外の燃料で走る車両が対象となっている。(写真は市販のトヨタプリウス)
 [Production-2]
「プロダクション-2」クラスは、N1/N2車両で安全燃料タンクを装着している車両のクラス。
スポット参戦チームが安価なコストで参戦できるクラスだ。
(写真は昨年のプロダクションクラス参戦車)
 [Production-3]
「プロダクション-3」クラスは、N1/N2車両で安全燃料タンクを装着していない車両のクラス。日頃はスプリントの地方シリーズレースなどを戦っている車両で、24時間レースにチャレンジすることが出来る。(写真はマーチカップ車両)
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