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スーパー耐久シリーズ、通称『S耐』。
 
その歴史は1990年のプレシーズンに始まり、翌'91年からシリーズが本格的にスタート。
当時はJAF N1車両規則に準拠したマシンが競い合っており、名称も『N1耐久ラウンドシリーズ』と呼ばれていた。
 
N1車両とは一般市販されているノーマル車両からの改造範囲が厳しく制限されているもの。現在も各サーキット毎にはN1カテゴリーの車両によるレースが開催されており、その頂点という位置づけでもあった。
 
また、その名の通りシリーズ全戦が「耐久レース」であり、2003年シリーズを見ても十勝の24時間を筆頭に、400km以上の長丁場の戦いが各地で開催されている。
 
 
発足当初からの大きな特徴として参戦車種のバラエティが豊富なことと、比較的ローコストで参加できる点がある。この特徴は現在も受け継がれており、特にコストについてはなるべく安価に参戦できるように規則面でも配慮がなされている。

そのお蔭で、シリーズのほぼ全戦に参戦するレギュラーチームのみならず、開催エリアを地元とするスポット参戦組も多数エントリー。ドライバーの顔ぶれもピュアなアマチュアレーサーから全日本GT選手権も戦う国内トップドライバーまで幅広い。
 
また参戦車種については、現在はエンジンの排気量や駆動方式などをベースに5つのクラスに分類される。
競技結果も総合順位よりも、ある意味ではクラス順位が重要視される部分があり、言い換えれば5つのレースが同時進行しているのがスーパー耐久シリーズだ。
 
 
さて、N1耐久としてスタートした歴史が転機を迎えたのは1996年。この年からN1規定では認められていない市販エアロパーツの装着が解禁され、それに伴って名称も『スーパーN1耐久シリーズ』とされた。
 
 
そしてさらに独自の発展を遂げるシリーズは1998年、名称を『スーパー耐久シリーズ』として現在に至っている。
 
 
 2003年シリーズで見ると、シリーズは全8戦で競われている。開催地も北海道・十勝から山口県・MINEまで全国を転戦。
各大会の順位争いはもちろん、シリーズを通じた年間ポイントランキング争いでも各チームが鎬を削り合っている。

このポイントについては、通常の大会では各クラス毎に優勝車両の20点を筆頭に、10位まで得点が与えられる。
しかし、24時間と特に長丁場となる十勝大会については特別にボーナスとして1.5倍のポイント、つまり優勝者には30点が与えられる。
 
つまり、それだけにシリーズを戦うチームにとって十勝24時間レースは重要度が高く、レギュラーチームを中心にハイレベルな戦いが繰り広げられるのだ。
 
↑国内外のスポーツクーペやハイパフォーマンスセダンなど、多種多彩な車種が参戦するスーパー耐久シリーズ。
↑長い戦いゆえ、決勝中にはドライバー交代や燃料補給、タイヤ交換などのピット作業が行われる。ここで各チームの戦略がぶつかりあう。
↑今季から参戦が認められたポルシェ。長らくスカイラインGT-Rのワンメイク状態だったクラス1は、数の上ではポルシェ勢が主流になった。
↑こちらも今季からのニューフェイス・フェアレディZ。搭載エンジンがターボかノンターボか、その違いがマシンの個性。
 
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